クリスマスシーズンのためトナカイのカチューシャを頭に付けて仕事をしていた地上係員にカミーラがモニターを投げつける姿がバッチリ映っている。
カミーラは、近くに居合わせた税関・国境警備局の職員によって取り押さえられ、その後到着した地元のマイアミ・デイド警察に引き渡され逮捕となった。ちなみにカミーラの子どもたちは見つかり、フロリダ州子ども家族局に保護されたという。
地上係員は右肩に打撲傷を負い、またアメリカン航空の被害総額は1万ドル(約130万円)ほどになるだろうと、警察は伝えている。
バハマ旅行へ向かう途中でその場に居合わせたというトルーディ・フッカーさん(Trudy Hooker)とその妻アーニー・フッカーさん(Ernie Hooker)は、『CBS 4』の記者ピーター・ドンチ氏(Peter D’Oench)に「やり過ぎだと思いますよ。彼女はあんなにすぐに暴挙に出るべきじゃなかった」「あまりにも暴力が過ぎましたね。子どもを捜すことにもっと時間を割くべきでした。カウンターの後ろに立っていた人は、迷子になった子どもたちの件とは、全く関係がないのに」とカミーラの暴走の凄まじさについてコメントしている。
SNSやニュースサイトの動画には「子どもを見失ったのに、捜すどころか周囲のモノを破壊するなんて、親としてふさわしくないよ」「子どものことが心配だったと思うけど、もっとやり方があっただろうに」「空港の向かいに刑務所があるって、彼女は知らなかったのかな」「おめでとうマクミリー、君は逮捕されて搭乗拒否リストに載るんだよ」「ルドルフ(クリスマスのトナカイ)に暴行しないで」など様々な声があがっている。
画像は『The Mirror 2022年12月22日付「Fuming mum lobs computer at airline staff during tantrum after losing her kids」(Image: Twitter)』『ONLY in DADE 2022年12月21日付Instagram「This gate is having some technical difficulties」』『WPLG Local 10 2022年12月21日付「Mother asking for help to find kids at Miami airport injures airline employee, police say」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)