失恋による心の痛みを打ち消すために飲酒に走る人もいるようだが、失恋だけでなく人生を棒に振るような痛手を負うこともあるようだ。このほど中国で恋人と破局した女性が大量に飲酒した後に飛行機に搭乗し、窓を壊そうとしたことで逮捕された。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。
先月25日、中国の航空会社「長竜航空」のGJ8528便の機内で搭乗客の女が暴れ出し、窓を壊そうとしたことで警察に逮捕された。
同機は西寧市から杭州市に向かう予定だったが、上空約3万フィート(9キロメートル)のところで搭乗客の李(リー、29)という女が機内で叫びながら暴れ、窓を素手で叩き出した。すぐに乗務員が駆けつけて止めようとしたが、李はなおも窓を叩くことを止めなかった。
通常、旅客機に取り付けられている窓はアクリル樹脂のパネルが3枚取り付けられており、李は内側のパネルを破壊してしまったことから、河南省にある鄭州新鄭国際空港で緊急着陸を余儀なくされた。李は着陸後、そのまま空港警察によって身柄を拘束されている。
のちの調べにより、李は搭乗前に250ミリリットルの白酒(パイチュウ)のボトルを2本飲んでいたことが分かった。蒸留酒の白酒は、アルコール度数が低いものでも38度はあるという。
また取り調べで、