昨年12月、クリスマス休暇を帰省先やリゾート地で過ごそうと大勢の旅行客で込み合うアメリカの空港で、連れていた子どもたちを見失った母親が大暴れして警察に逮捕されるという騒々しい事件があった。『CBS Miami』などが伝えている。
現地時間12月20日の午後、米アラバマ州バーミンガムから混雑ピークが始まったばかりのマイアミ国際空港に到着したカミーラ・マクミリー(Camila McMillie、25)は、子ども2人を連れてニューヨークへ向かう途中だった。警察によると、乗継便に乗れなかったカミーラはアメリカン航空の係員によって振替便の手配をしてもらった後、D-39搭乗ゲートでチェックインをしていたが、その間に6歳と8歳の子どもが何も告げずに近くのトイレへ行ってしまった。
子どもたちがそばにいないと気づいたとたん、カミーラは怒り叫び始め、搭乗ゲートの地上係員に向かって子どもを捜すよう要求したのだという。
激昂したカミーラは搭乗券リーダーをカウンターから引きはがし、カウンター上のその他の機器などを破壊した。またSNSに投稿された動画でも分かるように、カミーラは「うちの子を捜して!」などと叫び続けて、ついにはコンピューターのモニターを掴み取って、地上係員に向かって投げつけてしまった。実際、動画には、