最終的にウサギはウィルトンさんの手をすり抜けて床に落下すると大慌てで逃げ始めた。整備場内にある他の車の中に逃げ込んでしまうと再び部品を取り外さなければならず、ウィルトンさんはすぐさまウサギを追いかけた。
しかしウサギは非常に素早く、ウィルトンさんは飛びつくようにしてウサギを捕まえようとしたが、ウサギはギリギリでかわすと別の車の下を通って出口の方へ駆けていった。そしてウィルトンさんともう1人のスタッフが全速力で追いかけ、ノアさんが大笑いしているところで動画は終わっている。
このウサギはのちに捕まえられたようで、ウサギを抱きかかえたウィルトンさんの写真が動画とともにInstagramで公開されている。この車の持ち主は整備場までいつも通りに運転してきたと言い、その間にウサギがケガ一つ無く車の内部で生きていたことに整備士たちは驚いていたという。また数日前から冷え込んでいたため、ウサギは寒さをしのぐために車の内部に入り込み、そのまま1週間ほどが経過しているのではないかと考えられており、捕まえたウサギは整備場の外にある木の根元に放たれたそうだ。
ちなみに昨年5月には、走行中の車にはねられバンパーに閉じ込められたウサギが、そのまま約3時間を過ごすも奇跡的に救出されていた。
画像は『Germain BMW of Naples 2022年12月29日付Instagram「Hop On By BMW Naples for ALL your Service Needs」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)