「この症状は脳と関連しているから治療はできない」と拒否されてしまったそうで、腫瘍は数が増えて大きくなり、汗をかくと皮膚が焼けるように痛むほか酷い痒みに襲われるという。
また特異な外見から別の名前で呼ばれたり、心無い言葉をかけられることもあり、ゴヴァルダンさんは「市場に行って歩き回るのはあまり気分がいいものではないんだ。だって人々はジロジロ見るし、子供たちは私のことを怖がるからね」と明かしている。
それでも病気を理解し、サポートしてくれる家族や友人に恵まれたようで「外見のことで人になんと言われようと、そんなことはあまり気にしていないんだ。だって家族は私のことを愛してくれているし、村人たちは慕ってくれる。それに彼らは私に敬意をもって接してくれているからね」と述べている。
なおこの病気は完治が難しいものの、早期から腫瘍の切除手術やシミのレーザー治療を行うことで症状の進行を防ぐことができるようで、ゴヴァルダンさんには「彼のことを気の毒に思う」「私たちが抱える問題なんてとても小さなものだと思えてきた」「インドでは同じような病気の人が多い気がする」「これほど酷いケースは珍しいのだろうね」「今からでも手術でなんとかしてあげたいものだ」といったコメントが寄せられている。
ちなみにインド在住の40代の男性は、同じ病気で苦しみながらも結婚、2人の子供を授かっていた。難病によりいじめや差別を受けてきたが、結婚がきっかけで人生に希望を見出したという。
画像2~4枚目は『New York Post 2023年1月12日付「My face is melting off due to a rare disease」(Jam Press/Rare Shot News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)