東アフリカのウガンダで今月4日、家の近くにある湖で遊んでいた2歳男児が野生のカバに襲われた。男児は体の半分ほどをカバに飲み込まれたが、事態に気付いた地元住民が石を投げつけるとカバは男児を吐き出して湖の中に逃げていった。男児は片手をケガして入院したが、現在は回復して退院したという。『CNN International』などが伝えている。
思いも寄らぬ事故は今月4日の午後3時、ウガンダ南西部カトウェ・カバトロ地区にある民家の庭で発生した。庭の近くにはカトウェ湖があり、この家に住むイガ・パウル君(Iga Paul、2)がその周辺で遊んでいた時にカバに襲われた。
イガ君はカバの大きな口に体の半分ほどを飲み込まれてしまったが、偶然にも近くを通りかかった地元住民のクリスパス・バゴンザさん(Chrispas Bagonza)が異変に気付き、石を拾い上げてカバに向かって投げつけた。これに驚いたカバはイガ君を吐き出し、急いで湖の中に戻っていったという。
吐き出されたイガ君は片手をケガしており、すぐに病院に運ばれて手当を受けた。ケガの詳細は明かされていないが、さらなる治療を受けるためにウガンダ西部にあるブウェラ病院に転院した。入院して治療を受けたイガ君は、