米コネチカット州で今月2日朝、スクールバスに乗るために家を出た5歳女児が玄関でアライグマに襲われた。女児を体を張って助けたのは母親で、的確な判断によりアライグマを撃退、「ヒーロー!」「今年の母親大賞」といった声が寄せられている。凶暴なアライグマと闘った勇敢な母親のニュースを『WFSB』などが伝えた。
コネチカット州アシュフォードで2日の朝7時45分頃、学校へ行こうと玄関ドアを開けたライリーちゃん(Rylee、5)がアライグマに襲われた。
当時の様子を捉えた動画では、玄関前に立つライリーちゃんの脚にアライグマが噛みつくのが見て取れ、驚いたライリーちゃんが悲鳴をあげている。
ライリーちゃんはその後、左脚に食いついたまま離れないアライグマを何とか振り落とそうとするも全く効果はなく、辺りにはライリーちゃんの金切り声が響いている。
そしてアライグマの攻撃から約8秒後、母ローガン・ケルシーさん(Logan Kelsey)が慌てて駆けつけ、左手でライリーちゃんを抱くと、右手でアライグマの首根っこを鷲掴みにした。
ローガンさんは自分の左脚と玄関戸の間にライリーちゃんを挟んで支えており、泣いている娘に「中に入りなさい。家の中に入るのよ!」と指示、その間もアライグマを掴む手は離さずに「誰か助けて!」と大声で叫んでいる。
一方のアライグマも必死で、ローガンさんの右腕に巻き付いて抵抗、