米カリフォルニア州南部ハンティントンビーチで先月28日夜、砂浜で遊んでいた2歳女児がコヨーテに襲われて重傷を負った。約12秒の襲撃の様子は監視カメラが捉えており、地元では衝撃が広がっている。『FOX 11 Los Angeles』などが伝えた。
事故が起きたのはカリフォルニア南部オレンジ郡ハンティントンビーチの桟橋付近で、ビーチには女児のほか、母親を含む2人の女性と幼いきょうだいが一緒だった。
監視カメラの映像では、波打ち際で遊んでいる4人にコヨーテが右手から近づき、女児のそばまでくると足を止めるのが見て取れる。
そして女児が振り向いた瞬間、コヨーテはまるで首元を狙うかのように勢いよく飛びかかり、不意を突かれた女児はそのまま後ろに倒れてしまう。
女児のすぐそばに座っていた女性が異変に気付いたのは襲撃から約10秒後で、女性は振り向いて立ち上がりコヨーテを追い払った。
女児は顔を酷く噛まれていたそうで、目撃者は「顔が血だらけだった」と襲撃後の様子を語った。地元警察が通報を受けたのは午後9時45分頃で、女児は救急車で病院に搬送されて手当を受けた。その日は入院したものの、命に別状はないという。
なおこの事故を受け、地元警察は同日夜、現場付近にいた2匹のコヨーテに向けて銃を発砲し、