カミラ王妃が、王室の伝統である“女官”の役職を廃止することが明らかになった。王妃は王室の近代化とスリム化を目指すことから、代わりに6人の女性アシスタントを任命した。新たな役職に就くアシスタント達は、今後主に王妃の公式行事での手伝いをすることになる。以前と同じく給与は支払われず、経費のみが支給されるという。
バッキンガム宮殿が現地時間26日、カミラ王妃の新たな女性アシスタント6名の名前を発表した。王妃は王室の近代化を目指し、古くからの伝統である“女官(レディ・イン・ウェイティング)”という役職を廃止し、代わりに“女性アシスタント”を任命したのである。
女官とは中世の時代から続く伝統で、王室の女性メンバーの起床から着替え、日常生活の付き添いなど、身の回りの世話を担当する人物だ。多くの場合が貴族出身の女性が選ばれ、王族女性の伴侶や助言者、秘書といった役割までを兼ね備える。そのため、使用人とは別の立場にある。
生前のエリザベス女王と妹マーガレット王女の女官達は、公務や海外ツアーなどにも同行するなど、王室での重要な役目を果たしていた。
そして今回、カミラ王妃の新たなアシスタントとして宮殿によって指名されたのは、