トムは国際宇宙ステーションで宇宙撮影を行う最初の映画スターとなる。
「このような撮影は確かに前例がないが、野心的な“stunt-work(危険を伴う演技の作品)”で有名なトムが宇宙に目を向けるのは当然と言えるだろう」と『New York Post』は見解を示した。
7月3日、トムの60歳の誕生日に映画『ミッション:インポッシブル』シリーズのクリストファー・マッカリー監督は、トムがスタントを披露している貴重な写真を公開した(現在削除済)。映画『トップガン マーヴェリック』の共演者グレン・パウエルも同じ写真を祝福のメッセージを添えてTwitterに投稿していた。
この写真では、トムがほとんど助けを借りずに、空中の赤い複葉機からぶら下がっているのが見える。
トムは2017年に映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ第6作目の撮影現場で、建物から建物に飛び移る非常に危険なアクションがうまくいかなかったため壁に激突し負傷した。それからわずか数か月後、トムはロンドンの撮影現場に戻って再びスタント撮影を行っている。
今年5月に行われたカンヌ国際映画祭で子供時代を振り返り、「4歳半ぐらいの頃、ベッドのシーツを結んで軒先に上り屋根から飛び降りた」と明かしていたトム。当時幸いトムに怪我はなかった。しかし初めて昼間に星を見ることができたこの時のトムは、そのまま興味深く空を見上げていたという。スタントに興味を持った少年は、映画の世界でスタントを続け、見上げた空の向こうへとついに飛び立とうとしている。
画像2枚目は『Glen Powell 2022年7月3日付Twitter「This is 60.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)