チャールズ国王とカミラ王妃から、100歳の誕生日カードを受け取った女性の写真が公開された。王室はジョージ5世の時代から、100歳の誕生日や60回目の結婚記念日などを迎えた人々に祝福カードを送る伝統を続けている。この女性はチャールズ国王が即位後、初めてカードを受け取った数百人のうちの1人となった。
バッキンガム宮殿の公式SNS「The Royal Family」が現地時間23日、チャールズ国王とカミラ王妃からの誕生日カードを受け取った100歳になる女性の写真を公開した。
この女性は、英ノースヨークシャーに住むルース・パーク=ピアソンさん(Ruth Park-Pearson)だ。ルースさんは1922年にスコットランドの都市グラスゴーで生まれ、のちに「王立婦人海軍(Women’s Royal Naval Service、WRNS/WRENS)」に所属した。
ルースさんは100歳を迎えた10月21日に6人の子供達と13人の孫達、25人のひ孫達に囲まれてお祝いしたそうで、翌日に国王夫妻からのカードを受け取った時には大喜びしたという。
大きなカードの表面には、2018年に撮影したチャールズ皇太子とカミラ夫人(ともに当時)のツーショットがプリントされており、内側には夫妻からの祝福メッセージがこのように綴られていた。
「私と妻は、貴女が2022年10月21日に100歳の誕生日を迎えられたことを知り、大変喜んでいます。このような特別な日に、最高に温かな祝福と心よりの慶びを申し上げます。」
王室が祝福カードを送る伝統が始まったのは1917年、国王ジョージ5世の時代だった。当時は100歳の誕生日や60回目の結婚記念日を迎えた人々に、