Netflixの王室ドラマ『ザ・クラウン』最新シーズンで、故ダイアナ妃がパリで事故死した日のことが描かれる予定だという。Netflixの上層部によるこのような計画に、制作スタッフは「一線を越えてしまった」と猛反対している。11月に配信するシーズン5では、故エディンバラ公フィリップ王配の不倫やチャールズ皇太子(当時)が女王の追い出しを企てるシーンなど事実に反する場面があることから、王室関係者から強い批判を浴びている。
故エリザベス女王(享年96)の治世を描いたNetflixの人気ドラマ『ザ・クラウン』シーズン5が11月9日に配信開始することに先駆け、その内容が物議を醸している。
同ドラマは実在の人物や歴史的事実をベースに、多くの場面がフィクションで脚色されている。しかしドラマの内容を実際の出来事と受け止める視聴者も多く、事実とフィクションの境界線が曖昧だと繰り返し非難されてきた。
現地時間9日には、最新シーズンのエピソード中、女王の夫で故エディンバラ公フィリップ王配の不倫が描かれていると報じられた。そのため王室専門家から「悪質極まりない」と大きな批判を浴びたばかりだった。
そんな同ドラマの制作現場では、今後のシーンの撮影計画についてスタッフが怒りをあらわにしているという。
英メディア『The Sun』が16日に報じたところによると、Netflixの上層部らはドラマで故ダイアナ妃がパリで事故死した日の再現を計画しているそうだ。
しかし制作スタッフはこのようなシーンを撮影する計画に不快を感じ、