封筒に入れたという。その皇太子の髪は50年以上たった今も大切に保管しているそうだ。
リチャードさんは封筒からダークな色をした長い髪を取り出して「(国王の)現在の髪とは、ずいぶん違う色だと言わざるを得ませんね」と言い、「現在、国王のDNAがジーロングに保存されているなんて、一体誰が知っていただろう?」とジョークを放った。
2人がジーロング・グラマー・スクールに通っていた時、リチャードさんは15歳で、チャールズ皇太子は17歳だったという。
さらにリチャードさんは当時、学校のボイラー室で隠れて喫煙していた時に皇太子に見つかり、冷や汗をかいたというエピソードも明かした。
「寮の脇にある暗い部屋で『マールボロ』を吸っていたら、偶然にも彼が突然現れたんです。彼が僕の苗字を呼んだかどうかは覚えていません。だけど彼は『それらを分けてもらいますね。ありがとう』と言ったんですよ。」
リチャードさんは、規則を破ったことを報告しなかった皇太子に感謝したようで「嬉しかったです。最悪の場合は、校長のオフィスに行くことになっていたでしょうから」と述べた。
なお番組で、司会者から元クラスメートが国王になったことの感想を尋ねられると、リチャードさんはこう答えている。
「彼は完璧でしょう。私は大の王党派ですが、この時が来るとは思いませんでした。チャールズは年をとり過ぎたから、彼の息子が引き継ぐのではと思っていたんです。女王が亡くなって悲しいけど、喜ばしい瞬間でもありました。」
Richard Kumnick studied alongside King Charles III when he came to Australia in 1966, spending two terms at Geelong Grammar.#9News | Special coverage LIVE on Channel 9 and 9Now. pic.twitter.com/CHztnjqANL
— 9News Melbourne (@9NewsMelb) September 10, 2022
画像は『Clarence House 2022年7月27日付Instagram「The Prince welcomes little Curlews to Sandringham!」』『9News Melbourne 2022年9月10日付Twitter「Richard Kumnick studied alongside King Charles III when he came to Australia in 1966, spending two terms at Geelong Grammar.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)