イギリスの保育園で先月末、勤務中に剥がれたつけ爪を直そうとした保育士が、誤ってネイルグルー(ネイルチップを爪につける接着剤)を1歳男児の顔にこぼすという呆れた事故が発生した。男児は目が開けられなくなり、すぐに病院で手当てを受けたものの、母親は保育園を訴える構えでいるという。『Metro』などが伝えた。
英ノース・ヨークシャー州スキップトンの保育園「ファースト・ステップス・デイ・ナーサリー(First Steps Day Nursery)」で先月23日、エイミー・カルバーハウスさん(Aimee Culverhouse、18)の息子ジャック君(Jack、1)が接着剤を顔に浴びてしまう事故が発生した。
エイミーさんはカレッジで公共サービスについて学んでいる学生で、ジャック君を生後3か月の時から週3回、同保育園に預けており、その日は授業中に電話を受けたという。
「『ジャック君の目に接着剤が入ってしまった』と保育園から連絡を受けてね。その時は『きっと木工用ボンドだろう』と思っていたの」と当時を振り返るエイミーさん。ところがエアデール総合病院に駆けつけると、ジャック君の顔は腫れ、目の周りは赤くなり、接着剤がまつ毛に付いて目を完全に開けられない状態で、医師に「これはネイルグルーですよ」と言われたという。
幸いにもジャック君はネイルグルーを浴びた際にすぐに目をつぶり、視力や眼球に異常が出ることはなかったが、病院ではなかなか泣き止まず、その後は精神的に不安定な状態が続いているようだ。
エイミーさんは事故後のジャック君について、