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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】就寝中にネズミに頬を噛まれた2歳男児、枕の血痕に母親驚愕「まるでホラー映画」(英)

注意喚起をしたいという思いで事の詳細を公表しているという。現在は一家で引っ越しており、別の場所に住んでいる母親は「あの日以来、ネズミが走り回っている音が聞こえるようになってしまったので、もうあの家には戻れないんです。他の家族にも同じ経験をしてほしくないので、どうにかしてほしいですね」と明かした。

母親は今回の件を地元の国会議員であるダン・カーデンさん(Dan Carden)に訴えると「議員生活の中で最も恐ろしい出来事の1つだ」とダンさんは話し、リバプール市議会に問題提起して早急に害獣駆除をするように取り計らった。

男児の家族と対面したダンさんはこう語っている。

「一家はトラウマを抱えていました。今回のようなことが起こるなんて信じられません。一家は清潔で快適な家に住んでいますが、この地域は多数の害獣による被害が起きているのです。」

「誰一人としてネズミの心配などする必要はないはずですが、私の選挙区内ではあまりに多くの人が心配せざるを得ない状況になっています。同市の多くの場所で害虫害獣問題が起きており、公衆衛生上の危機と言わざるを得ない状況です。」

ダンさんは議会と水道局に対しネズミ問題を最優先に取り組むように掛け合っているそうで、「今こそ、この問題に総力を挙げて取り組むべきです。毒餌を市内の排水路に設置し、害虫害獣駆除に人員を割くのです。長年の構造的な問題を解決するために、政府からの投資も必要となります」と具体的な対策も明かした。

今回の事故後に市職員が問題の家を訪れて近くの路地や排水口に毒餌を置いた結果、排水口から侵入していることを突き止めたという。市議会によると毎年市内の600~700か所に毒餌を設置していると言い、路地に門を設置したり、ロック可能な蓋が付いたゴミ箱の導入により被害報告は着実に減少しているそうだ。

またリバプール市は地下のゴミ箱にゴミを集める「地下スーパービン(underground super-bins)」のシステムを導入する予定で、このシステムにより害虫害獣問題はさらに減少傾向になると見込んでいる。

ちなみに先月には、10歳女児が就寝中にクモに噛まれ、脚が一時麻痺して顔に穴が空くというショッキングなニュースが話題を呼んでいた。

画像は『Metro 2022年9月24日付「Rat bites sleeping toddler on his face leaving ‘horror movie’ scene in bedroom」(Picture: Liverpool Echo)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

男児が使っていた枕には血痕が(画像は『Metro 2022年9月24日付「Rat bites sleeping toddler on his face leaving ‘horror movie’ scene in bedroom」(Picture: Liverpool Echo)』のスクリーンショット)

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