ミスティはネズミ退治をするにはあまりにも平和主義だったことが判明した。ジリーさんは普段からミスティのためにご飯をキッチンに置いているが、ある日ご飯を食べていたミスティの様子を覗いてみると、そこには並んでエサを食べる小さなネズミがいたのだ。
「ミスティが庭でネズミと遊んでいたところを見た後、しばらくしてからキッチンを通るとエサの入ったボウルの中にネズミがいるのが見えました。最初は死んでいるネズミと思ったのですが生きていることが分かり、ミスティと一緒にご飯を食べていることに気がついたんです。ネズミが肉を食べるなんて知りませんでしたよ。もしかしたらミスティはヴィーガンなのかもしれませんね。それかネズミを食べるほどお腹が空いていなかったので、遊び相手だと思ったのかもしれません。」
ジリーさんが話すようにミスティはネズミ退治には全く期待できないが、ミスティを手放す予定はないそうでこれからも一緒に暮らしていくという。ジリーさんは「近所の人たちはみんなミスティの行動に大笑いしていますよ。ミスティはネズミ退治をしませんが、隣の農家にはとても有能な4匹の猫がいますから新しい猫を迎えるつもりもありません」と笑って明かした。
ミスティとネズミが仲良く並んでご飯を食べる写真には「なんて可愛い光景なの」「まるでトムとジェリーだな」と温かい目で見る人がいる一方で、「後で美味しく食べるために太らせていたりして」「まさかデザートじゃないよね」などジョークの声も届いていた。
ちなみに昨年には、家に度々やってくるネズミと仲良しな飼い猫が、ネズミの頭を撫でてキスをする様子を捉えた動画が注目を集めていた。
画像は『WalesOnline 2022年8月27日付「Couple’s new farm cat turns ‘pacifist’ and has mouse for dinner as guest」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)