自分が王室の部外者になると考えていたという。
同情報筋は「彼は自分が落伍者になるだろうと思っていました。そして『今は限られた時間の中で、このプラットフォームがある。だからひたすら前進したい』と純粋に考えているのです」と説明している。
そんなヘンリー王子に対し、王室スタッフは「あなたは40代や50代でも、もっと先でも、影響力を持つことができます。今のうちに正しい土台を築きさえすればです」とアンドルー王子とは全く違う人物であることを本人に伝えたそうだ。
同著によるとヘンリー王子は現役の王室メンバーだった頃、ウィリアム王子やキャサリン妃とは別に行いたい公務があったものの、側近に説得されたことから不満を募らせたという。
ヘンリー王子とメーガン妃は王室離脱後、王室メンバーとの確執が報じられてきた。しかしエリザベス女王の亡き後、チャールズ国王がテレビ演説で「海外で人生を歩み続けるヘンリーとメーガンへの愛も表現したい」と語り、ウィンザー城の門前ではウィリアム皇太子の誘いによりヘンリー王子夫妻と並んで姿を現すなどした。
英メディア『The Mirror』の王室担当記者ラッセル・メイヤーズ氏は「True Royalty TV」のシリーズ『The Royal Beat』に出演し、この件について次のように解説した。
「国王がテレビ演説で彼らに手を差し伸べ、ウィリアムがウィンザーで彼らを誘った。これらはヘンリーが大きく関与した傷に絆創膏を貼るようなものです。」
そして「彼はこの数年の自分の行いを本当に後悔しているのだろうか? この先どうなるのかは分からないし、暴露本のために悪化するのは目に見えています」と厳しい意見を述べた。
画像は『The Royal Family 2018年11月8日付Instagram「The Duke of Sussex joins the #FieldofRemembrance service at Westminster Abbey,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)