国王が手書きで「In loving and devoted memory(愛と献身的な思い出に)」とのメッセージを記したカードが添えられていた。
葬列はウェストミンスター寺院を出るとパーラメント・ストリートを通り、ホワイトホールを歩いた。戦没者追悼記念碑「セノタフ」の前を通過すると国王や王室メンバーが敬礼し、戦争で命を落とした兵士達への敬意を表した。
その後はホース・ガーズに入り、ユニオンフラッグで飾られたザ・マルへと出た。沿道に集まった群衆から拍手が湧く中、ヴィクトリア女王記念碑の周囲を一周してバッキンガム宮殿前を歩いた。宮殿では半旗が掲げられ、棺が通り過ぎるとゲート前に並んだ王室職員がお辞儀をした。
葬列の間中にはビッグベンの鐘が鳴り響き、ハイドパークからは1分ごとに銃声が響いていた。
そして午後1時半前、棺を運ぶ葬列はウェリントン・アーチに到着した。アーチの周辺では、すでに車で移動していたカミラ王妃とキャサリン皇太子妃、メーガン妃らが待機していた。
その後、棺は砲車からゆっくりと降ろされて霊柩車へと運ばれた。一行が敬礼すると国歌が流れ、棺を乗せた車両がウィンザーに向けて出発した。
歴史的な日を記念する女王の国葬は、過去何十年わたって綿密に計画されたものだ。1952年のジョージ6世の葬儀以来となる大規模なものとなった。
The Queen's funeral procession continues through London, with members of the Royal Family walking behind the late monarch's coffin.
Prince George and Princess Charlotte followed the procession in a vehicle.
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— Sky News (@SkyNews) September 19, 2022
画像は『The Royal Family 2022年9月8日付Instagram「The Queen died peacefully at Balmoral this afternoon.」、2022年9月19日付Instagram、2022年9月19日付Instagram「As Big Ben tolled, Her Majesty The Queen’s coffin made its final journey through London.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)