ヘンリー王子は軍服姿でホールに現れて祖母の棺の前で10分間にわたる黙祷を捧げた。
その翌日18日、英紙『The Sunday Times』は、ヘンリー王子が軍服を着た際に肩からエリザベス女王のイニシャルである“ER”が剥がされているを見つけて、ショックを受けていたと報じたのである。
同紙の情報筋は「彼は心を痛めています。祖母のイニシャルを剥がすのは、とても意図的だったと感じられるのです」と明かした。
伝統的に“ER”は、君主に仕える者だけが身につけることができる。そのためヘンリー王子の軍服から外されたのは、王室のドレスコードに沿ったものとみられる。ウィリアム皇太子の軍服の肩からは、女王のイニシャルは外されていなかった。
16日には、チャールズ国王をはじめとする女王の子供達4人が軍服を着て同じ追悼儀式を行った。アンドルー王子もヘンリー王子と同様に現役の王室メンバーから退いているが、特別許可を得て軍服姿で女王の棺の前に立った。
しかしアンドルー王子の軍服の肩からは“ER”のイニシャルが剥がされていなかったのだ。このことがヘンリー王子の不満の原因になったと考えられている。
画像2~5枚目は『The Royal Family 2018年11月8日付Instagram「The Duke of Sussex joins the #FieldofRemembrance service at Westminster Abbey,」』『Sky News 2022年9月17日付Twitter「The Queen’s eight grandchildren held a 15-minute vigil around her coffin at Westminster Hall.」、2022年9月16日付Twitter「Three evening stories:」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)