普段の生活や旅行先でエリザベス女王に出会うなんて想像できるだろうか。女王は常にボディガードに囲まれていると思いきや、実はそうではないようだ。実際に道を歩いていて女王にばったり出会った人がおり、その時に女王がとったセンスとユーモアにあふれる対応をご紹介したい。
エリザベス女王(96)は昔からアウトドアが大好きで、自分の空間とプライバシーを大切にすることで知られている。夏にはお気に入りの場所であるスコットランドのバルモラル城に滞在し、クリスマスになるとノーフォークで12月から2月まで滞在する。滞在中の女王は自由を謳歌し、しばしば長い散歩に出かけたり、地元の村の商店に立ち寄って買い物をしたりするそうだ。
一般市民はエリザベス女王が鮮やかな色の帽子とコートを着ているのを見慣れているので、女王が普段とは異なる服装で現れると本人と分からなくなる可能性は十分にあるという。
ある老婦人が、女王が普段着で頭にスカーフを巻いて村の小さな店に入っていくところに出くわした時、まさにそのようなことが起こったそうだ。
いかにして本人と気付かれなかったことを、アーティストのジュリエット・パネットさん(Juliet Pannett)の証言をもとに英メディア『The Mirror』が伝えている。
エリザベス女王がノーフォークのサンドリンガム・ハウスでアフタヌーンティーを楽しもうとした時にケーキがないことに気付き、女王はトレードマークのスカーフを頭に被り、