誰かが頭をぶつけてしまうのではないかと冷や冷やしてしまう。動画の後半には飛行機が通過した後のビーチの様子が映っており、強風が吹き荒れ砂ぼこりが舞い上がり人々が倒れそうになる瞬間も捉えられていた。
通常の滑走路の長さは2400~3900メートルあると言われているが、スキアトス空港は島が小さいことや地形の関係からその滑走路は1628メートルしかないという。通常の半分もない短い滑走路を最大限活用して飛行機を停止させなければならないため、着陸の際には通常よりも低い高度で地上に近づかなければならない。こうした理由から、今回のように地上すれすれを飛行する迫力のある飛行機の映像が撮影されたのだ。
この動画は今月12日の時点で再生回数が380万回を超える反響を呼んでおり、コメント欄には「これは凄い映像だ」「私もこのビーチにいたことがあるけど、そこにいた人はみんな落ち着いていてびっくりしたよ」「これは低すぎる!」「髪の毛が一瞬で乾きそうだ」「車輪に触れそうなくらい近いね」など驚きの声が相次いだ。
なおこの場所は飛行機を間近に撮影できることで人気を集めているが、動画を見ても分かるように強風が吹き荒れ転倒してケガをする可能性もあるため、もともとの警告看板に加えて今年初めには新たな注意喚起の看板が設置された。
画像は『The Sun 2022年8月13日付「WINGING IT Incredible moment Airbus barely misses beachgoers as it makes ‘lowest ever landing’ at island airport」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)