サテンとも距離ができてしまいブレイズは目が見えなくなった現実を受け止めきれない様子だった。それでもブレイズはロビンさんやトレーナーと共にトレーニングを行い、目が見えなくても不安を抱えずに生活ができるよう努力を重ねた。
そして懸命にトレーニングを続けるブレイズに協力するように、サテンはブレイズが近づくと逃げ出すことはせず鳴き声を上げて自身の居場所を知らせるようになったという。サテンの鳴き声を聞いたブレイズは一度立ち止まり、居場所を確認するようにサテンの周囲を歩くようになった。ロビンさんは「ブレイズがサテンの方へ向かって歩いていくたびに、サテンは『ニャー』と鳴くんです。するとブレイズは立ち止まり、方向を変えて再び歩き出すんです」と自宅での2匹の様子を明かした。
ブレイズは視力を失う前からサテンと暮らしていたものの、そこまでお互いに関心はなかったという。それでも目の見えないブレイズをサポートし始めたサテンに、ロビンさんは「ブレイズが盲目になったことで2匹の仲は深まったと思います。サテンは人懐っこいわけでもなく抱っこもあまりしませんが、サテンがブレイズに好意を伝えるような行動を見られるのは素敵なことだと思います」と話しており、温かい目で2匹の様子を見守っている。
ちなみに過去には、階段を下りられない盲目の犬のため、同居犬が辛抱強く下り方を教える様子を捉えた動画が話題を呼んでいた。
@robinwagner0 Hooray for inter-species relationships!
画像は『Metro 2022年8月3日付「Blind dog has seeing eye cat who meows to help keep him from stepping on her」(Picture: Robin Wagner / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)