そのままバージニア州の「グーチランド郡動物シェルター&アダプションセンター(Goochland County Animal Shelter and Adoption Center)」に連れて行くとスタッフに引き渡した。その犬がいつも尻尾を振っている(wag)ことから、“ワグズ(Wags)”と名付けた。
そして翌日、エヴィさんはワグズの様子を確かめるため、母と一緒にシェルターを訪れた。
「自分のことを覚えていないかもしれない」と不安を抱えながらの面会だったが、ワグズはエヴィさんを見るなり喜びを露わにし、胸に飛び込んできたという。
エヴィさんはそんなワグズを膝に乗せると、床に座りながら母親と一緒に泣き出してしまった。様々な感情が一気に込み上げたのだった。
ワグズはその後、エヴィさんの体の上に乗ってギュッとハグしてきたそうで、エヴィさんは「あの時、ワグズを助けて本当に良かったと思ったの」としみじみと語った。
なおエヴィさんは今秋、大学進学でワグズを引き取ることはできないそうだが、シェルターには何度か足を運んでおり、そのたびにワグズからハグの歓迎を受けたという。
ワグズには「引き取りたい」という問い合わせが何件かあるそうで、エヴィさんは「ワグズならきっとすぐに新しい家族が見つかるでしょうね」と笑顔を見せた。
画像は『The Dodo 2022年8月11日付「Dog Stranded On Highway Gives Rescuer Biggest Hug After She Saves Him」(EVIE BENSON)』『Evie Benson 2022年7月29日付Facebook、2022年8月11日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)