その結果新たに加入した2人(渡辺、小朝)がとろサーモンに投票しているが、従来のレギュラー審査員5人のうち3人(巨人、松本、上沼)は和牛を選んでいる。「ゆえに彼ら(和牛)は、名誉ある敗退とも言われていた」というオール巨人の記述に、久保田は大変なショックを受けたのだ。
「ここまで今になってまだ言われるんですか?」、「審査員を追加したのは師匠であって、追加した上で俺らが優勝したら“前年通り5人でやっていたら和牛が獲っていたはず”って、そんな理屈合わないことない」と久保田は納得がいかない様子で、さらに彼が一番気になったのは事前に何の連絡もなくとろサーモンの名が著書に記載されたことだという。このYouTubeでの久保田の発言は複数のメディアが報じているが、吉本の芸人仲間からは何の反応もない。しかしプライベートで久保田が自宅に遊びにきたことがある爆笑問題の太田光は、6月7日深夜放送のラジオ番組『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で彼の気持ちに寄り添った発言をした。
「アイツも可哀想だな、いろんなこと言われてさ」と、オール巨人が著書で「(M-1グランプリ2017は)和牛が優勝だと思っている」と書いていることについて触れた。「“元の審査員は和牛だった。だから本当の優勝は和牛だ”ってことを、今更さ…」と太田が笑うと、相方の田中裕二も「ははは、それ何年前だよ」と呆れている。それを今、著書にされて読んだ久保田がどんなに傷付いたかと思うと、太田は気の毒でならなかったようだ。「“名誉ある敗退”って言われてんだって、和牛が」「となると、僕らはなんですか? “恥辱の優勝”ですかって」と久保田が怒るのは無理もないと理解を示している。そして「今更なに言ってんだって話だよな、バカが…って話だよ」「優勝は優勝だよ、どう考えても」とオール巨人に正面から反論していた。果たしてこの訴えは、彼の耳に届くだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)