アメリカ在住の90歳になる女性が今月15日、玄関前のテラスで寛いでいたところ野生のクマが現れた。クマが突進してきたため女性は咄嗟に近くにあった椅子を手にし、自分とクマの間に距離を作ったという。クマは女性の腕を引っ掻いたがそれ以上の攻撃はせず、連れていた3匹の子グマとともにその場を去った。女性は数針縫うケガをしたものの命に別状はなかったことを『New York Post』などが伝えている。
今月15日、米テネシー州セビアビル在住のアルシア・ウィリアムズさん(Altha Williams、90)が自宅玄関前のテラスでベンチに座って寛いでいたところ突然、野生のクマが目の前に現れた。アルシアさんは「外に出てから2~3分も経っていなかったですね。クマは私の声が聞こえたようでこちらに向かって突進してきました」と当時を振り返っている。
近づいてくるクマを見て咄嗟に立ち上がり近くにあった椅子を手にしたアルシアさんは、自分とクマの間に椅子を移動させ、椅子を揺らしガタガタと音を鳴らして威嚇した。目と鼻の先まで近づいてきたクマはアルシアさんの片腕を引っ掻いたが、それ以上の攻撃はせずにその場を去った。その後、近所の人に助けを求めてすぐに病院に向かったアルシアさんは、引っ掻かれた部分を数針縫うことになった。
同地域の近くには「グレート・スモーキー山脈国立公園(Great Smoky Mountains National Park)」があり、