東野幸治と言えばバラエティ番組『行列のできる相談所』(日本テレビ系)で皆が感動するような空気になっても、一人だけ無表情だったり不敵な笑みを浮かべる“サイコパス”ぶりで知られるが、最近は様子が違ってきたらしい。YouTube「東野vs」チャンネルで対談したピン芸人・あぁ~しらきから「感情がない人と言われていた東野さんが、この数年で感情が芽生えた」とキャラの変化を指摘されても否定せず、むしろ嬉しそうに真相を語った。
5月26日にアップした『東野VSあぁ~しらき』で「感情がない僕が、感情が出てきた理由ですか…」と話し出した東野幸治。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』をはじめとする京都アニメーションの作品に出会ってから変わったという。「絶対零度」だった心がアニメを見ることで3度、5度、10度と温かくなり「血がどっくんどっくん」体内を走っている感覚を思い出して「ちょっとずつ人の感情を取り戻すことができた」そうだ。
2020年10月に配信した『東野幸治の幻ラジオ』でも「ハマっているアニメは『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』」と紹介しており、2019年7月に放火殺人事件が起きた京アニを応援するため「劇場版とともに見てほしい」と呼びかけていた。この頃から「心のない東野が、心を取り戻しました」と変化を感じていたようだが、ずっとタイトルを「ヴァイオレット・エヴァーグリーン」と間違っていたので、娘からLINEで指摘されてようやく「それ20回ぐらい言ってる」と気づいたという。当初はその程度の認識だったが、