のちに同警察がFacebookにてリーバイさんの死亡が確認されたと公表した。当時このビーチには監視員であるライフガードは配備されていなかったといい、現在も警察による調査が進められている。
今回、救助活動に参加したボランティア消防隊の隊長であるティム・ファレルさん(Tim Farrell)は「柔らかい砂がリーバイさんの上から崩れ落ち、わずか数秒で全てが砂で覆われてしまったようです」と明かしている。救出された妹は比較的表面に近い場所で埋もれており、救助活動中はずっと救助隊員らに話しかけていたという。しかしリーバイさんは底に近い場所で生き埋めになっていたそうだ。
トムズリバーのモー・ヒル市長(Mo Hill)は「子どもたちはビーチで小さな穴を掘っていますが、事故に繋がりますので深く掘り過ぎないように注意してください」と夏本番を迎える前に注意を呼びかけた。このニュースが各メディアで報道されると、「聞いていて辛いニュースだ」「こんなに恐ろしい結果になるなんて…」「この事故は悲しすぎる」と悲しみのコメントが相次いだ。
リーバイさんの父親であるトッド・キャバリーさん(Todd Caverly)は「リーバイは私自身のような子でした。風変わりで、他人がどう思うのかをあまり気にしない子でしたね。イエス・キリストのことも知っており、テクノロジーオタクでプログラミングが大好きでした」と早すぎる息子の死を悼んだ。
ちなみに同様の事故は過去にも発生しており、昨年8月にはブラジルでビーチの砂山に掘った穴で遊んでいた10歳男児が生き埋めになり死亡していた。
画像は『NBC10 Philadelphia 2022年5月17日付「Teen Dies After Sand Collapses on Him at Jersey Shore Beach」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)