エリザベス女王(96)が、毎年恒例の馬術競技大会「ロイヤル・ウィンザー・ホース・ショー」の観戦に訪れた。レンジローバーで到着した女王は杖をついて観客席まで歩き、所有するポニーが優勝する姿を見守った。
現地時間12日、ウィンザー城の敷地内で4日間にわたり開催する「ロイヤル・ウィンザー・ホース・ショー」が開幕した。
同大会は1943年に開始して以来、毎年開催される伝統行事だ。現在では英国で唯一開催される障害飛越、馬術、馬上馬術、エンデュランスの国際競技大会として知られている。
エリザベス女王が所有するポニーも競技に参加しており、女王は開催以来、毎年観戦に訪れている。
女王は10日にロンドンのウェストミンスター宮殿(国会議事堂)で開催した伝統行事「国会開会式(The State Opening of Parliament)」を欠席し、チャールズ皇太子が女王の代理を務めた。
声明では「一時的だが移動するのが困難であるため」と述べ、医師の助言により女王が決断を下したと伝えていた。
大会2日目を迎えた13日には、エリザベス女王が愛車レンジローバーの助手席に乗って会場に現れ、元気な笑顔を見せた。女王が公の場に姿を現したのは、3月29日に執り行われた故エディンバラ公フィリップ王配の追悼礼拝以来のことだ。
英メディア『Daily Mail Online』によると、