米ミズーリ州で今年1月、5歳男児が飼い犬に襲われた。犬は男児が2歳の時から飼っている“ベストフレンド”で、母親は「今でも事故が起きたことが信じられない」と複雑な心境を吐露し、事故の詳細について語った。『The Mirror』などが伝えている。
ミズーリ州ウェンツビルに住む4児の母アマンダ・ダリーさん(Amanda Dally、35)は1月8日、パートナーのクリストファーさん(Christopher、34)とリビングでくつろいでいたところ2階の子供部屋から悲鳴に似た叫び声がするのに気づいた。
その日、寝室では末っ子のブラントリー・マニオン君(Brantley Manion、5)がディズニー映画を見ており、2人が駆けつけるとメスの愛犬“マーリー(Marley、3)”がブラントリー君の体を両足で押さえ激しく攻撃していた。
アマンダさんは当時のことをこのように振り返る。
「私たちは息子からマーリーを引き離そうとしましたが暴走は止まりませんでした。最初はマーリーが覆い被さっていてブラントリーの姿が見えなかったのですが、クリストファーがマーリーを引き離すと息子は横になったまま両手で顔を押さえていました。」
「近づいて見るとブラントリーの顔の右側は噛みちぎられ、頬の肉片の一部がぶら下がっているのが分かりました。辺りは血だらけで、噛まれた頬からは歯が見えていました。」
「ブラントリーは病院に搬送されて3時間に及ぶ手術を受けましたが、右側の顔靭帯を損傷し、口の片側が動きません。また顔の左右が非対称で、笑うこともできなくなってしまったのです。」
マーリーは狩猟犬であるオリジナル・マウンテン・カーとイングリッシュ・ポインターのミックスで、