豪クイーンズランド州で今月24日、5歳男児が知人の飼い犬に襲われて死亡した。男児は事故直前までこの犬と一緒に遊んでおり、犬は豹変して牙を剥き男児を襲ったという。『9News』などが伝えた。
クイーンズランド州ゴールドコーストのバーシティ・レイクスという町で24日午前11時45分ごろ、エマニュエル君(Emmanuel、以下ニックネームでマニー君、5)が知人の飼い犬に襲われた。
マニー君はその日、祖母と一緒に知人の家で留守番をしており、裏庭でブル・テリアとアメリカン・ブルドッグのミックス犬と遊んでいたところ突然襲われたという。
犬がマニー君に飛びかかる様子を目の当たりにした近所の住人は、裏庭のフェンスを飛び越えて近くにいた祖母と一緒に犬を引き離そうとしたが、マニー君は首や背中を噛まれる致命傷を負った。大量に出血しており、ゴールドコースト・ユニバーシティ病院に搬送されて緊急手術が行われたが、心停止を起こして死亡した。
予期せぬ事故で5歳の孫を失った祖母はかなりのショックを受けており、手や腕に怪我をして同病院で治療を受けた。
なお2人が留守番をしていた知人の家では2頭の犬を飼っており、市議会の動物管理官によって保健所に収容されている。事故については地元警察や市議会、検視官らがそれぞれに調べを進めているという。
マニー君の父アンガスさん(Angus)はシングルファーザーで、