2021年10月よりトークバラエティ番組『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)のMCを山崎育三郎とともに務めるなど活躍の幅を広げている井桁弘恵(25)。女優としてはテレビドラマ『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)のバルキリー役で一躍脚光を浴びた井桁が、4月6日スタートのドラマParavi『メンタル強め美女白川さん』(テレビ東京系)で民放連続ドラマ初主演を果たす。インタビューでは井桁が演じる“白川さん”を軸に彼女の内面を紐解いた。
連続ドラマ『メンタル強め美女白川さん』は、Twitterで大反響を呼び書籍化され、多くの女性に支持されている獅子著の同名コミックが原作。主人公・白川桃乃(しらかわ・ももの)の職場を舞台に、仕事仲間や女友達のマウント、嫉妬や嫌がらせ、SNSでの誹謗中傷などのプチストレスを、メンタル強め美女の白川さんが笑顔と自己肯定感たっぷりに華麗にかわしていく。そんな白川さんには「ぶりっ子」「ヒイキされてる」などひがみや陰口が飛び交っているが、「私は私」がモットーの白川さんのマインドや言葉が、女性たちのコンプレックスや心の傷に優しく寄り添い、背中をそっと押すサプリメントドラマとなっている。
■演じる白川さんの魅力とは?
―白川さんは“メンタル強め美女”ということですが、どのような印象をお持ちですか?
井桁弘恵:白川さんはただただメンタルが強いと思われがちですけど、そうではないと思っています。他の人の言動に傷ついてはいるんですけど、どうポジティブに向き合って切り替えできるかなど、自分の心との向き合い方がとても上手な女性で、自分が傷ついてもポジティブになるにはどうしたらいいのか自分で考えて行動に移せる。そこが白川さんの強さの秘訣だと思いますし、客観的に自分の心を見ることができるのが白川さんの魅力なのかなと思います。
■白川さんほど強くない、でも似ているところも
―では井桁さんご自身はいかがでしょうか。
井桁:他の人の些細な言動が気になってしまうので白川さんほど強くないですけど、いったん「もういいや」と思ったことに関しては結構割り切ってポジティブに考えられるところは白川さんに似ているかなと思います。また落ち込んだり緊張したりしたときに、自分の心の状態を客観的に見ることも割とできる方なのですが、そのときの状況とか環境によってはポジティブに切り替えできないときもあるので、そこはもう少し白川さんに追いつけていないですね。
■エゴサーチしても「自分らしく」を大切に
―ここからは白川さんの言動について井桁さんにお聞きしたいのですが、白川さんのセリフで「万人に好かれようと思ってないから気にしません」とあります。井桁さんはどう思われますか?