「私は、ほんこんさんと意見が違う」というなら分かるが「政治的な発言が多いから怖い」というのは「バカな日本人の典型」「悲しいし、情けない」とバッサリ切り捨てていた。またほんこんは、バラエティ番組で自分の名前を若手芸人がイジるのはあまり気にしていないようである。
『空気階段の踊り場』でも鬼越トマホーク・金ちゃんが「俺らっていうよりかは、ハナコの菊田に政治部分でキレてた」と話していると突然、相方の坂井が「ほんこんさんとか水道橋博士とかね、政治語ってる芸人からみんな目をそらしがちでしょ? 喧嘩しなきゃダメなんですよ」とぶち上げ、「いや…」「まぁ、でも」と岡野と金ちゃんが戸惑っていると、さらに彼はヒートアップ。「反論が無いから、化け物が生まれちゃうわけでしょう?」「政治じゃないんだよ、あの人たちは。誰もかまってくれないから政治を語ってるだけで」と、坂井の独壇場である。「違う! そんなことないよ」と岡野と金ちゃんは2人がかりで否定するも、「あの人たちは、本職がお笑いなんだから、お笑いで対決すればいい!」と手がつけられなくなってしまったのだ。
「そんなことない、やめて。やめてもう…」と金ちゃんが懇願するも、「お笑い芸人なんだから。政治を語る人から、お笑いに戻してあげればいい」と言葉を続ける坂井に「それは正しいよ。正しいけど、『踊り場』なのよ、これ」と笑いながら岡野が彼をなだめた。それでも「芸人が政治語って、何の意味もないでしょ」「太田光もそうだけど、政治と芸人なんか切り離した方がいいんだよ」と、坂井は今まで溜まっていたものを吐き出すかのように喋り続けたのである。
今回の『空気階段の踊り場』のリスナーの反応は、「昨日の『空気階段の踊り場』鬼越トマホークと岡野陽一代打回、神回だった」「鬼越が暴れ、岡野が纏め、面白かったw」「これはこれでアリだけど、でも(空気階段に)早く帰ってきてほしい」という感想や「今回の踊り場で分かったことは、岡野さんはやっぱり常識人でした」「空気階段の踊り場普通に岡野一人でよかったな」と岡野を見直したという声も見受けられた。
画像2枚目は『空気階段の踊り場(TBSラジオ) 2022年4月12日付Twitter「岡野さん、坂井さん、金ちゃんピンチヒッターありがとうございました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)