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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「頭に袋を被れ」稀な疾患で笑顔が作れずいじめられていた女性、モデル契約を結ぶ(ニュージーランド)<動画あり>

重度のうつ病と不安障害と診断された。そんな彼女に転機が訪れたのは、ニュージーランドパラ陸上競技連盟から誘いの連絡を受けた時だった。

かねてから水泳を含むスポーツに取り組んでいたタイラさんは、2018年にメルボルンで開催されたヴィクトリア州選手権にて砲丸投げで1位を記録した。その後タイラさんは自分に誇りを持てるようになり、Instagramに「The girl who can’t smile(笑顔ができない少女)」というアカウントを立ち上げ、自分と同じように見た目の問題に悩む人々にモチベーショナルスピーカーとして励ましの言葉を送るようになった。

そしてこのほどタイラさんは、大手モデル事務所「Zebedee Talent」とモデルの契約を結ぶにまで至った。同モデル事務所はLGBTQIA(LGBTに加え、自分の性が分からない・または決められない:Questioning、生まれつき男女両方の身体的特報を持つ:Intersex、男女どちらにも恋愛感情を抱かない:Asexual)の人や、病気や怪我などによって見た目問題を抱える人たちをモデルやタレントとして受け入れている。

モデル事務所と契約を結んだタイラさん(画像は『The Girl Who Can’t Smile 2022年3月23日付Instagram「Embracing every inch of yourself, mentally,」』のスクリーンショット)

新たな人生のスタートが始まることで興奮を抑えきれない様子のタイラさんは、Instagramに「モデル契約をしたという情報を皆さんに共有できることにとても興奮しています」と綴った。そしてメディアのインタビューを通じてこのようにメッセージを送っている。

「自分を愛して受け入れることが大事」とタイラさん(画像は『The Girl Who Can’t Smile 2022年2月8日付Instagram「Advice I wish I had listened to earlier or been given…」』のスクリーンショット)

「私は今、自分は(この神経障害によって)目立つために生まれてきたと実感じています。それは必ずしも簡単ではありませんでした。私は長いこと自分の笑顔にならない顔が好きではありませんでした。常に『自然な笑顔ができればいいのに』と思っていたんです。自分はこの世に存在しないほうがいいとも思い続けていました。」

「しかし私は奇跡的にまだここにいるのです。そしてみなさんに知っておいて欲しいことがあります。あなたはこの人生で何だってやれるし、どんなことだって成し遂げられるのです。そのために私たちはここに存在するのですから。あなたの夢を諦めないでください。そして掴み取ってください。」

画像は『The Girl Who Can’t Smile 2022年3月13日付Instagram「Being bullied for something you are born with,」、2022年3月23日付Instagram「Embracing every inch of yourself, mentally,」、2022年2月8日付Instagram「Advice I wish I had listened to earlier or been given…」、2021年10月12日付Instagram「So, I’ve been getting a lot of questions both in my comments/DM’s and via brands comments in regards to my syndrome…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

12歳の時に手術を受けるも完治しなかったというタイラさん(画像は『The Girl Who Can’t Smile 2021年10月12日付Instagram「So, I’ve been getting a lot of questions both in my comments/DM’s and via brands comments in regards to my syndrome…」』のスクリーンショット)

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