アカデミー賞授賞式でウィル・スミス(53)から平手打ちを受けたクリス・ロック(57)の弟達が、ウィルを激しく批判した。コメディアンのトニー・ロック(47)は、出演中のステージでビンタ騒動に言及。俳優のケニー・ロック(42)は、米誌のインタビューでウィルからの謝罪は「誠実な気持ちとは思えない」と語っている。
現地時間3月27日に米ハリウッドのドルビー・シアターで開催した第94回アカデミー賞授賞式で、プレゼンターのクリス・ロックがウィル・スミスの妻ジェイダ・ピンケット=スミスのヘアスタイルをジョークにしたことから、ウィルがクリスに平手打ちをする騒動が起こった。
クリスはウィルを告訴することを拒否しており、騒動後の公演では「まだ処理中だ」と話しただけでコメントなどは一切していない。
この騒動を受け、クリスの弟でコメディアンのトニー・ロックが、ステージでウィルを激しく非難したのである。
米メディア『The Shade Room』が入手した動画では、スタンダップコメディショーに出演中のトニーがこのように話している。
「もしお前がこのステージに上がろうとしても、ここはアカデミーじゃないからな。もしこの場所に来てもノミネートされるのはその汚い手だけだ!」
そう述べた後「俺達は残りの1年、不意打ちをするつもりだ。俺がショーをするたびに、ポンと飛び出すぞ!」と、今後もステージに立つたびにこの話題を取り上げることを伝えた。
そして「あんな風にショーを始めたくなかったんだ」と言うと、