エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】<日比美思インタビュー>『liar』スピンオフでヒロイン役「嬉しかった」 自身は「好きな人の前だとモジモジしちゃうんです」

「物語の中で視点が変わるのが面白いと思います。第三者の目線で誰かの恋愛を覗き見する感覚でドキドキします」と日比。見どころはそれだけでなく「キュンキュンする場面もたくさんありますが、恋愛で一歩踏み出すところを観ていただいて、ほんのちょっとの勇気のかけらになったら」と期待を込めて、「物語自体は非日常的な部分もありますが、言いたいことが好きな人の前では言えなかったり、伝えたいことがうまく伝わらなかったりというのは、きっと皆さんにも共感していただけるのではないかと思います」と想像する。

ナオを演じる日比美思(C)dTV

■好きな人の前ではモジモジ、すぐにバレます
そこで日比に、好きな人に気持ちを上手に伝えられるか聞いてみると「好きな人の前だとモジモジしちゃうんです」と照れ笑い。「全然話せなくて…。でも顔とか仕草に(気持ちが)すぐに出てしまうので、相手や周りの人にはバレてしまいますね」と恥ずかしそうな笑顔を浮かべた。その一方で嘘については「母によく嘘をつくので上手だと思います。部屋を片付けていないのに『片付けておいた』とか、家でご飯を食べたいから外で食べてきても『食べてないわ』とか…」と茶目っ気たっぷりに告白した。

好きな人の前ではモジモジしてしまうという日比美思

■相手役の古川雄輝の印象は?
今回、日比はラブシーンにも挑戦しているが、相手役の「出野司」を演じる古川雄輝については「クールな方で、監督とディスカッションするときにはとても言葉選びが明確で、しかもひとつひとつに自分の筋が通っていました。私はあまり言葉選びが上手ではないので、こんな風に相手に伝えられるようになりたいなと憧れます」と印象を語った。そして「とても素敵な方で、たくさん助けていただきました」と感謝した。

小学6年生でデビューした日比美思も大人の女性に

■学校の制服から職業の制服へ。変化にワクワク
これまで連続ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)、連続ドラマ『花にけだもの』(dTV/FOD)、映画『町田くんの世界』など学生役が多かった日比だが、「可愛い制服を着られるのはすごく嬉しかった」と言いつつも、「これからは制服が医師の白衣や警察官の制服などに変わっていくのですごくワクワクします」と今後は働く女性役で制服を着るのを心待ちにしているよう。「恋愛ドラマにももっともっと出たい」と希望する一方で医師や警察官など免許や資格が要るような役柄も演じてみたいそうだ。「そういう役柄でないと見られない景色を、演じるためにたくさん吸収するのが楽しそう」と目を輝かせる。小さい頃は「歌手になりたい」とずっと夢見ていたそうで、かつてテレビアニメ『妖怪ウォッチ』のエンディング主題歌『ようかい体操第一』などを大ヒットさせた5人組グループ「Dream5」のメンバーとして活躍した日比はその夢をすでに小学校6年生で叶えたことになる。

さまざまな作品に出演するのを楽しみにしている日比美思

最近料理を始めたという日比。焦がしてしまう失敗もあったが、オムライス、シチュー、チャーハン、さらに先日は時間をかけてチャーシューも作ったという。ひとりの女性としても、女優としてもステップアップ中の日比。今後の成長が楽しみだ。

(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

大人の女性の表情を見せるようになった日比美思

今後の成長が楽しみな女優・日比美思

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