怖いのは1か月、2か月が経って皆の興味が薄れてきた時だという。なにしろテレビは一旦開局すると半永久的に続くため、上手くいかないからと1年で終わりにはできない。番組を放送していない時間帯も緊急速報に備え、毎日スタッフを待機させておかなければならない―など東野の頭の中には次から次へと心配事が浮かんでくるのだ。

確かにフジテレビが2021年10月に50歳以上の社員を対象にした早期希望退職者を募集するなど、テレビ業界を取り巻く環境は厳しいものがある。そんな中、フジテレビ社員で元アナウンサーの久代萌美さんが今月いっぱいで同局を退社し、今後は吉本興業所属のタレントに転身すると報じられた。BSよしもとの番組への出演がメインの活動になるとも伝えられたが、東野によると「他にも（フジから）吉本に来るんじゃないかって話も聞きます」とのことだ。東野は開局から3か月ぐらいしたら「できると思ったんですけど、ちょっと、総務省の方に返させていただきます」と、岡本社長がテレビで朝8時に土下座で謝っているのではないかと予想している。彼の心配が杞憂で終わることを祈るばかりだ。

画像2枚目は『BSよしもと　2022年2月14日付Twitter「BSよしもとのWebサイトにも先週リリースした番組の情報をアップしました」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　みやび）