いちご状血管腫(乳児血管腫)と診断されたイギリス在住のある女児には、顎から首にかけて濃い赤色のあざがある。両親は医師から「血管腫は1年で大きくなったのち、徐々に縮小し成長とともに自然に治るものもある」と言われており、現在は投薬治療で様子をみているそうだ。母親は同じ経験を持つ人と出会うために娘の写真をインスタグラムで公開したところ、「虐待だ」「逮捕されるべき」などと否定的なコメントが寄せられたという。『The Mirror』などが伝えている。
英ウェスト・ヨークシャー州ウェイクフィールド在住のルーシー・タプリーさん(Lucy Tapley、29)は昨年9月6日、婚約者であるトムさん(Tom)との間に授かった娘のローラちゃん(Lola)を出産した。
ローラちゃんは生まれつき顔の一部が赤く、当初はそれが分娩によるものだと思われていた。だが日を追うごとにはっきりと目立つようになり、医師からは赤あざの一種である「いちご状血管腫(乳児血管腫)」と診断されたという。
ルーシーさんはローラちゃんの症状についてこう明かしている。
「娘のあざは顎から首にかけてあり、耳の周りは非がん性の腫瘍ができたかのように腫れあがっています。生まれた時から頬にうっすらと痕がありましたが、生後数週間で顔の一部が真っ赤になってとても驚きました。そしてどんどん大きくなって、色も濃くなって…最初はピンクだったのに濃い赤色に変化して、生後6週間を迎える頃には大きなしこりができたんです。耳の中が腫れていて、医師もその大きさを心配して8日間入院しました。」
「医師によると、血管腫は1年で大きくなったのち徐々に縮小して色も自然に抜けていくだろうとのことでした。なので2歳までは投薬治療をする予定です。これまで唇にあったしこりは改善しましたが、耳はまだ治っていません。医師からは大きくなったら形成手術が必要かもしれないし、レーザー治療も選択肢の一つだと言われていますが、自然に治るものもあるそうなので様子を見ようと思っています。」
そんなローラちゃんとの生活をインスタグラムで公開しているルーシーさん。その投稿がきっかけで、