海外発!Breaking News

writer : hanako

【海外発!Breaking News】道路工事に阻まれ車内で出産した女性 「出産介助はこれが2度目」と夫(英)

同じような経験をしていた。

「2019年に息子が生まれた時も私が取り上げたんです。その時は病院に行こうと外に出ましたが、お産が進みすぎていることに気づいて家の中に戻りました。そして2階のベッドでイーサン(Ethan、2)を迎えたのです。999(緊急通報ダイヤル)の救急担当に指示を仰ぎながらの出産で、今回もまたかと思いましたよ。幸いキャンピングカーに乗っていたので、スペースがあったのは良かったですね。病院のスタッフからは『助産師になりませんか?』と冗談で言われましたが『2回で十分です』と答えました。」

そのように明かしたドミニクさんは普段、葬儀ディレクターとして働いている。そんな彼は「この世に命を授かることは特別なことだ」と言い、このように続けた。

「出産は私の仕事とは正反対ですが、葬儀に関わっていることが冷静さを保つのに実際に役立ったと思います。日頃の私の役割は、落ち着いて安心感を与えることです。それには長年の経験が必要でしょう。妻の出産を手伝うとは思ってもいませんでしたが、そんな経験を2回もできたことは特別なことです。我が子が生まれた瞬間、この世界で初めて彼らを抱くことができたのですから。」

また今回の出産について、ナタリーさんはこのように語っている。

「道路脇での出産は理想的なものではありませんでしたが、私たちはベストを尽くしました。そこにいた工事の作業員やRACの人たちもとても協力的で親切で。その中のひとりが救急隊員と電話を繋いでくれていたので、ドミニクは心強かったと思います。何を見てどうすればいいのか誰も分からない状況の中、彼らがいてくれて本当に助かりました。私たちが計画していた出産とは違いますが、子供たちが大きくなった時にはいい思い出になることでしょう。」

画像は『The Mirror 2022年2月28日付「Couple deliver own baby for second time after road works block way to hospital」(Image: Dominic Lister / SWNS)(Image: Tom Maddick / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

妻の出産を2回も手助けしたドミニクさんと一家(画像は『The Mirror 2022年2月28日付「Couple deliver own baby for second time after road works block way to hospital」(Image: Tom Maddick / SWNS)』のスクリーンショット)

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