陣痛が起きるまで妊娠に気づかない母親のニュースはこれまでも何度か報じられている。フィンランドに住むあるシングルマザーも生理があり、つわりなどの症状もないまま突然の出産を迎えたという。最初は食あたりだと思っていた痛みが陣痛だと気づき、それから8分後に男児が誕生した。『Metro』『The Mirror』などが伝えている。
フィンランドのトゥルクに暮らすティルダ・カンターラさん(Tilda Kantala、23)は、家族と一緒にサマーコテージに滞在していたある日、急な腹痛に襲われた。最初は食あたりか何かだと思っていたそうだが、驚くことにその8分後には赤ちゃんが誕生したのだ。
その日、ティルダさんは焼けるような痛みを少しだけ感じて目を覚ました。2歳の娘アレイアちゃん(Aleia)を育てるシングルマザーの彼女は、自分の身に起きていることが何かすぐに分かったという。
当時のことをティルダさんはこのように振り返っている。
「何か悪いものを食べてあたったか、胃の調子が悪いのだと思いました。最初は普通の陣痛とは違っていて、少し経つと『いきみたい』というあの感覚がやってきました。そこで初めてこれが陣痛で、今から赤ちゃんを産むんだということが分かったのです。」
妊娠していたにもかかわらず生理があり、つわりのような症状もなかったというティルダさんは、