テェイジェロ医師は分娩時の写真に「美しいでしょう!」と言葉を添え、「私はこの仕事をして20年になるけど、被膜児を取り上げたのは初めて! 医学部の学生よりも私のほうが興奮してしまったわ」と明かした。
被膜児は“幸帽児(こうぼうじ)”とも呼ばれるが、英語圏では“マーメイド・バース(人魚の出産)”またはエンコールバース(en caul birth)と言われ、日本と同様に縁起が良いとされる。自然分娩よりも帝王切開のケースで多く、超低出生体重児の分娩でのリスク回避やストレス軽減のために選択されることもあるという。
なお誕生した双子はとても元気だそうで、テェイジェロ医師は今回の分娩に関わった全てのスタッフが貴重な経験をしたこと、双子の誕生を心から喜んでいることを伝え、家族を祝福した。
ちなみに今月初めには、トルコで生まれた被膜児の動画がSNSで拡散し、羊水の中で目や口を動かす胎児の姿が神秘的だと話題になった。
L'equip del paritori de l'Hospital @GVASalutVinaros ha atès una cesària velada, un fet poc freqüent sense riscos tant per a la mare com per al nadó
El part velat consisteix en néixer amb la bossa amniòtica intacta
L'enhorabona a l'equip d'@AnaTeijelo i felicitats a la família pic.twitter.com/Cxh5Clex0X
— GVA Salut Vinaròs (@GVASalutVinaros) March 24, 2022
画像は『LADbible 2022年3月26日付「Twin Born Still Inside Amniotic Sac In Very Rare Event」(Credit: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)