両親が使っていなかったApple Watchで遊んでいた3歳児が、誤って緊急通報用の番号に電話をかけてしまったというニュースがアメリカより届いた。ベビーモニターを介して3歳の息子とオペレーターが会話をしていることに気付き、別の部屋にいた両親は慌てふためいてしまったという。『New York Post』などが伝えている。
米ミシガン州ハドソンビル在住のアンドレア・ヘンドリックスさん(Andrea Hendrix)は先月31日の午後9時頃、地下室で仕事をしている時に別の部屋にいた3歳の息子ランドン君(Landon)が一緒にいた弟と何やら話をしている声をベビーモニターを介して聞いた。
アンドレアさんは「子どもたちの声を聞いていた時、『待って、誰かと話しているの?』と思ったんです」と当時を振り返っている。
そして会話を聞いているうちに、ランドン君が緊急時機能を起動してアメリカの緊急通報用の番号“911”に電話し、オペレーターと話していることが判明した。すぐにリビングにいた夫のレオン・ヘンドリックスさん(Leon Hendrix)にこの事態を伝えると、「嘘だろ!」と驚いてランドン君たちのもとへ向かった。
アンドレアさんはのちに「本当にパニックになりましたよ。『ランドンが911に電話するなんて信じられない。どれくらいの間電話しているんだろう? 救急隊はもうこちらに向かっているんだろうか?』などと心配していました」とその時の心境を明かしている。
ランドン君が手にしたApple Watchは初代のもので、