隣家のガレージに被害を与えてしまったのだ。
幸いにもダニエルさんは車の販売会社に勤めており、剥がれてしまったバンパーやボディのへこみなど400ポンド(約62000円)の修理費がかかるところを会社のつてで半額以下の120ポンド(約19000円)に抑えることができた。しかしガレージの修理費と合わせると、支払額は750ポンド(約12万円)に上った。
衝突後、ダニエルさんはすぐに隣人のニック・ラングスタッフさん(Nick Langstaff、67)のもとへ向かうと、ニックさんは「大丈夫。もう何が起こったのか分かっているよ」と返答した。大きな音がしたのでニックさんはすでに何が起きたのか理解していたようだ。
しかもニックさんはかつて自ら同じようなミスを起こしたことがあり、ティーンエージャーのダニエルさんを怒る気にはなれなかったという。
妻のジュール・ラングスタッフさん(Jules Langstaff)と暮らすニックさんは「この若者は(報告し謝るために)玄関に直行してきたので、私たちは怒ることができませんでした。私だったら逃げ出していると思います。事故は起こるものですから」と話している。ダニエルさんは修理費用をすぐに全額支払うことができなかったので、現在は寛大なニックさんが一時的に立て替えているという。
ダニエルさんは「ニックさんたちはとても理解があり冷静に対応してくれて、本当に素晴らしい方たちです。修理費を全額支払わないといけませんが、貯金しておかなければならないのはこういう時のためなのでしょうね。わざわざ敷地内に停める必要もないので、これからは家の前の道路に停めておこうと思います」と今後は痛い出費が発生しないように対策を取るようだ。
またダニエルさんはほかのドライバーに対して、「ニュートラルであることをダブルチェクしないと、多額の請求を受けることになりますよ」と注意喚起している。
画像は『The Mirror 2022年2月4日付「Man’s de-icing hack for car fails as he ends up causing £750 worth of damage」(Image: Kennedy News and Media)(Image: Kennedy News/danieljohnston.1)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)