様々な障がいに対応できる介助犬のマーリンを迎えることにしたという。
それぞれの家族やニーズに合わせて犬の訓練を行っている「サポーティング・パウズ(Supporting Paws)」によると、1頭の介助犬を迎えるためにはおよそ1万ポンド(約154万円)かかるそうで、同社の役員であるシャーロット・チェイニー氏(Charlotte Chaney)は「自閉症の当事者として、また自閉症や学習困難の子どもを持つ親として、介助犬が生活にもたらす違いを身をもって体験してきました。マーリンはシャーロットちゃんのニーズに合わせて訓練されています」と述べている。
家族に加わったばかりのマーリンだが、シャーロットちゃんとはすでに深い絆で結ばれているといい、エイミーさんは次のように明かした。
「マーリンは夢のような存在です。今も訓練の途中ですが、シャーロットに良い影響を与えているのが分かります。マーリンは車椅子に合わせて歩くことを覚えました。そのおかげでシャーロットは散歩に出かけるようになったし、いつもマーリンのことを探しています。また社会的な訓練も受けているので、病院なども含めていろんな場所に連れて行けるようになるでしょう。マーリンはとても落ち着いた性格で、私たちはすでに家族の一員のように感じています。」
さらにアダムさんも「宝くじが当たったおかげで、娘に必要な設備のある大きな家を購入したり、エイミーが仕事を辞めてシャーロットのことに集中できたり、様々なことが可能になりました。その中でもマーリンが我が家に来てくれたことは素晴らしいことです。彼は私たちの生活に魔法をかけてくれました。マーリンがいなければシャーロットの成長はかなり違ったものになっていたでしょう」と語っている。
画像は『Metro 2022年1月19日付「Couple’s £1,000,000 lottery win helped them buy support dog for disabled daughter」(Picture: PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)