幼い頃からぽっちゃり体型だった女性は2018年、極端なダイエットの結果、摂食障害と診断された。自分の異常に気付いた女性はその後、SNSで自分の体をポジティブに愛そうという「ボディポジティブ」を発信、ありのままの“リアル”な姿を投稿し、多くの人をインスパイアしている。『The Daily Star』などが伝えた。
豪クイーンズランド州出身のインフルエンサー、ブリー・レネハンさん(Bree Lenehan、25)はYouTuberとして知られ、本の執筆もしている。
身長173.7センチ(5.7フィート)のブリーさんは2018年、無理なダイエットと過度な運動で6か月で約10キロ、その後の2か月でさらに10キロ痩せ、どんなに痩せても「自分は太っているに違いない」と食べ物を受け付けなくなる摂食障害と診断された。
当時のことを「約69キロだった体重が48キロになると生理が止まり、右脚の膝から下の感覚がなくなったの。それで目が覚めて2019年8月から専門家の栄養指導を受け、適度な運動をしながら体重を増やしたわ」と振り返るブリーさん。それ以降「どうしたら痩せられるか」ではなく「どうやったら健康でいられるか」に頭を切り替えたそうで、約6か月で6キロ増量し、10か月後には再び生理が始まったという。
現在のブリーさんは、Instagram、YouTube、TikTokで自身の素の姿や健康的な食事、エクササイズの様子などを投稿して人気を集めており、毎週月曜日の「リアル・ミー・マンデー(Real Me Monday)」が特に注目されている。それは「SNSに投稿される写真(Posted)」と「通常削除される写真(Deleted)」を2枚並べたもので、