若林正恭のエッセイ集『ナナメの夕暮れ』文庫版が発売され「恥ずかしくてスタバで『グランデ』が頼めない」など心をくすぐる表現が共感を呼んでいる。お笑いコンビ・オードリー(若林正恭、春日俊彰)が出演する『ニッポン放送 お笑いラジオスターライブ2022』(2022年3月6日開催)についてラジオ番組で話した際にも、若林ならではの感性が炸裂。ニッポン放送と吉本興業の関係を深読みすれば、ライブ企画のアイデアが次から次に溢れて止まらなくなるほどだった。
ニッポン放送では様々なお笑い芸人が冠ラジオ番組を持っている。このほど「ニッポン放送でパーソナリティを務めるお笑いラジオスターが大集合!」を謳うライブの出演者にアンガールズ、オードリー、三四郎、ナイツ、ぺこぱの5組が発表された。12月11日深夜放送の『オードリーのオールナイトニッポン』でその顔ぶれに対して首をかしげたのが若林正恭だ。中川家や霜降り明星、マヂカルラブリーといった吉本興業所属の芸人が入っていないことに気づいて「誰も大きな声で言えないんだろうけど…吉本と話し合いがうまくいかなかったんだろうね」とぶっちゃけたところ、春日俊彰も「たまたま吉本さんが1人もいないなんて、ちょっと考えがたいね」と同調した。
若林は前々から「オードリーはアドリブ漫才の申し子」だとアピールしており、大御所コメディアン・萩本欽一との共演による新春ラジオ特番『欽ちゃんとオードリー若林のキンワカ60分』(2022年1月2日放送)の収録では萩本が若手の芸を見ない理由を「台本があるのは素人じゃん」と話したことに驚き、