クロちゃんが「○○だしん」と語尾につけるため「何がしん、しんだ。1日1しんでいいよな、あんなの」と更新の多さに不満を訴えた。

そんなアンガ田中は昔からクロちゃんをディスっていたわけではない。2008年には田中のブログで「クロちゃんの背中です」とロケバスで撮った後ろ姿を公開して「改めて見てみると、ずいぶん暖かみのある背中をしているなーと思いました…」とずいぶん好意的に綴っている。2012年にはアイドル好き芸人で売り出していたクロちゃんがAKB48じゃんけん大会の戦績を詳細にノートに書いているのを見て「真面目だよね～。クロちゃんが可愛いアイドルだったら、きっと売れて、トップアイドルになっていたと思います」というではないか。

アンガールズが「キモカワ芸人」として人気を博すようになり、田中は2015年の正月バラエティ番組で「いまクロちゃんが怖い。一番気持ち悪いでしょ！」と脅威に感じていることを吐露した。この頃はすでにライバル視していたようである。ただ2018年に『ひろしま県民だより・平成30年4月号』が広島県出身のアンガールズを特集したところ、田中はインタビューで「県内のどこかに、広島県出身の芸人みんなで住むっていうのも面白いな」とクロちゃんやバイキング西村などの名前を挙げており、一方のクロちゃんは同年12月にブログで「同郷の友！　田中ッチとパチリッ♪」とツーショットを投稿。「いつか、アンガールズ＆クロちゃんでイベントしたいしんねー」と綴っていた。今でも“同類のライバル”として切磋琢磨しているのは同郷ということが関係しているのかもしれない。

画像2、3枚目は『アンガールズ田中卓志　2015年11月28日付オフィシャルブログ「ク郎丸！」』『安田大サーカスクロちゃん　2018年12月16日付オフィシャルブログ「田中ッチ」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）