体重300キロを超えていたイギリス在住の男性が、わずか1年9か月で約190キロの減量に成功したというニュースが届いた。風邪をこじらせて入院した際、医師から「このままでは2年以内に死んでしまう」と警告された彼は一度ダイエットに失敗したものの、決意を新たに再挑戦した結果、現在は体重約104キロをキープしているという。『The Daily Star』『The Mirror』などが伝えた。
英エセックス州ラムフォードに暮らすハーベイ・オリフさん(Harvey Olikh、48)は2019年11月、風邪をこじらせて入院したことをきっかけにダイエットを決意した。
当時、体重が43ストーン(約273キロ)を超えていたハーベイさんは医師から「このままでは2年以内に死んでしまう」と警告された。しかしその後も食生活を変えることができず、体重は50ストーン(約317キロ)まで増えてしまったが、再度ダイエットに挑戦した結果、わずか1年9か月ほどで30ストーン(約190キロ)の減量に成功したという。
ハーベイさんは、最初にダイエットを決意した時のことをこう明かしている。
「2019年のクリスマス前に風邪をこじらせて、4日間ICU(集中治療室)に入院しました。その時は太りすぎで骨が痛くなるほどで、医師は私が介護人なしで生活していることに驚いていました。普通の体重計では計測できず、ICUのスタッフが肥満治療用のベッドで量ったところ43ストーン(約273キロ)を超えていたんです。病的な肥満だったため『万が一の時には蘇生しない』と書かれた書類にサインをするよう求められました。」
「それでも私は食べることばかり考えていましたね。自分の周りの人が亡くなるのを見て恐怖を感じていましたが、生きていることが嬉しくて食べ続けていたのです。でも医師からは『こんな生活を続けていたら2年以内に死んでしまうよ』と言われて。それでダイエットしようと思いました。」
退院後には飲酒をやめたハーベイさんだが、