ありのままの身体を受け入れて愛する“ボディポジティブ”を売りに、TikTokにお茶目な動画を投稿し続ける24歳の女性が注目されている。肥満に悩む女性は3歳未満の子3人を育てるシングルマザーでもあり、自身のダイエットの様子をパワフルなダンスやユーモアとともにシェアし、多くの人に元気を届けている。『The Sun』『The Daily Star』などが伝えた。
米ニューヨーク州在住のジェスさん(Jess、24)がダイエットを始めたのは、体重が180キロ(397ポンド)に達した2019年の夏だった。パートナーからの虐待や摂食障害、うつ病などで肥満になり、20代前半で心臓発作など健康上の問題に直面したことがきっかけだった。
「子供たちのためにもなんとか自分を変えたい。そしてより健康的で楽しい人生を送りたい」と決意したジェスさんは2019年7月末、TikTokのアカウントを開設し自身の減量の様子を投稿した。
ただジェスさんのダイエットは決してスムーズとは言えず、一時は約22~27キロの減量に成功したもののリバウンドし、2020年2月には体重がピークの187キロ(412ポンド)に達した。そして今年2月にはピーク時から43キロ減の約144キロ(318ポンド)にまで体重を落とし、現在は134キロ(296ポンド)を維持している。
そんなジェスさんのフォロワーは270万人を超えており、たるんでブヨブヨのお腹の皮(プラス肉)を武器にユニークで大胆なダンスを“魅せて”くれる。体重が100キロ超となると「身体が重くて動きが鈍いのでは?」と心配になるが、ダンスは意外なほどキレキレで、