海外発!Breaking News

writer : hanako

【海外発!Breaking News】余命わずかの38歳女性 恋人のプロポーズを受け、末期がんを宣告された1週間後に挙式(英)

その時の心境をこう明かしている。

「とても衝撃的だったし、ショックでした。本当は彼女の40歳の誕生日にニューヨークでプロポーズをする計画を立てていたのですが、それまで生きられないかもしれないなんて…。でも彼女は結婚式を挙げるのが夢だったので、それを叶えようと決意しました。」

スティーブさんの妹であり、ヘイリーさんの親しい友人でもあるケリーさん(Kelly、33)とそのパートナーのデミトリ・ポリカルポウさん(Demitri Polycarpou)は、一刻も早く式を挙げられるようソーシャルメディアを利用して支援を呼びかけたという。

そして1週間後の11月18日、「セントベネフィンク教会(St Benet Fink Church)」で結婚式が執り行われた後、スポーツ施設である「パワーリーグ・トッテナム(Powerleague Tottenham)」でパーティーが行われた。

限られた予算で準備期間が数日だったにもかかわらず、賛同してくれた企業や心優しい人々からの寄付、そして家族や友人の協力を得て「人生で最高の日」を迎えることができたと話すヘイリーさんは、のちにこう語った。

「1回目のダンスはスティーブと、2回目はジャックとのダンスで会場は涙でいっぱいになりました。でも私は、そんな人たちともお別れしなければならない…一瞬でもそのようなことを考えると胸が張り裂けそうになり、このまま離れたくないと思いました。そして見ず知らずの私たちのために協力してくれたみなさんには心から感謝しています。」

なお残念ながらヘイリーさんのがんは脳への転移が見つかり、肝臓にも転移している可能性が高いそうで、現在は延命のための薬が使用可能かどうか検査結果を待っているところだという。

ジャックさんが18歳の誕生日を迎える来年3月までは何とか生き延びたいと願うヘイリーさんは、今の気持ちを次のように述べている。

「ジャックは私のすべてです。彼にとってクリスマスが悲しいものにならないようにしたいし、18歳の誕生日は一緒にお祝いしたい。クリスマスの日にここにいることを願っているし、クリスマスプレゼントは私の命を延ばすための治療であることを心から願っています。私は人生で一度もタバコを吸ったことがなく、お酒もほとんど飲まずに健康的な生活を送ってきました。そんな私でもがんになるのだから、誰にでも可能性があります。明日は誰にも約束されていません。自分の直感を信じて検査を受けてください。」

画像は『MyLondon 2021年12月3日付「Mum with terminal cancer ‘desperate’ to make it to Christmas and son’s 18th birthday」(Image: Hayley Adams)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

「人生で最高の日」を迎えたヘイリーさんとスティーブさん(画像は『MyLondon 2021年12月3日付「Mum with terminal cancer ‘desperate’ to make it to Christmas and son’s 18th birthday」(Image: Hayley Adams)』のスクリーンショット)

1 2