9年をかけてやっと授かった生後26日の双子の赤ちゃんが、飼い犬に襲われて死亡した。普段は大人しかった犬が急変した背景には、独占していた愛情を双子に奪われた犬の嫉妬が絡んでいるのではないかという。悲劇的なニュースを『Daily Star』『The Sun』などが伝えた。
ブラジル北東部バイーア州ピリパで6月23日、レジスさん(Regis、29)とエレイン・ノヴァイスさん(Elaine Novais、29)夫妻の間に産まれた、生後26日の双子の姉妹が飼い犬に襲われて死亡した。
アンちゃん(Anne)とアナルーちゃん(Analú)姉妹を襲ったのは、一家と暮らし始めて5年になるラブラドール・レトリバーとアメリカン・フォックスハウンドのミックス犬で、普段は飼い主に従順で大人しい性格だったという。
事故はエレインさんが寝室に双子と飼い犬を残し、自宅を訪れた隣人と話をしていたほんのわずかな時間に起きており、激しい泣き声を聞いたエレインさんは慌てて双子のもとに駆けつけた。
寝室では愛犬が血まみれの我が子に覆い被さっており、エレインさんは凶暴化した犬を力づくで引きずり離した。しかし未熟児で産まれた小さな双子の腹部はズタズタに引き裂かれており、看護師の隣人により応急処置が施されると、救急車で市民病院「Maria Pedreira Barbosa」に搬送された。
救命にあたった医師は、